おすすめ業務用アルコール消毒液紹介【濃度&使い方もチェック】

業務用アルコール消毒液を購入する人が増えている

業務用アルコール消毒液を購入する人が増えている

新型ウイルスやインフルエンザなどの感染症対策の一環として、アルコール消毒液をオフィスに設置している企業がかなり増えてきました。
厚生労働省では手や指に付着したウイルス対策として、石けんなどで手を洗い十分な量の水ですすぐことが重要であるとしたうえで、手洗いがすぐにできない状況下ではアルコール消毒液を使用するよう推奨しています。

アルコール消毒液の除菌メカニズム

アルコール消毒液の除菌メカニズム
現在市販されているほとんどのアルコール消毒液は、おもにエタノールを使用しています。
エタノールは細菌やウイルスのタンパク質に直接アタックし、死活あるいは不活性化させる効果が期待できるうえに、タンパク質の変性と代謝機能の阻害・溶菌作用などがあると言われています。
一定濃度のアルコール消毒液は、近年私たちの健やかな生活を脅かしている新型コロナウイルスに対しても除菌効果を発揮してくれますが、ノロウイルスなどのエンベロープ(脂質膜)を持たないウイルスに対しての効力は持ちません。

業務用アルコール消毒液の選び方

アルコール消毒液は毎日使う消耗品なので、できればコスパのいいものを選びたいところですが、いくら安くてもアルコール濃度が低かったり使用感が悪かったりするアルコール消毒液は選びたくないもの。
業務用アルコール消毒液を購入する際には、以下の点を必ずチェックしましょう。

1.濃度

1.濃度

一口に「アルコール消毒液」をうたっていても、製品によって濃度はバラバラですが、消毒や除菌目的でアルコール製品を使用する場合は、濃度63%~95%※のものを選ぶことが推奨されています。
以前までは「医薬品」「医薬部外品」であることが重要視されてきましたが、東京医療保健大学大学院 神明 朱美 氏が発表した論文「殺菌・抗ウイルス効果に及ぼすエタノール濃度の影響」によると、エタノール濃度が63%以上あればさまざまな菌・ウイルスに対しての殺菌効果が期待できるとの実験結果が出ています。
つまり、化粧品や雑貨扱いのアルコール消毒液でも濃度が63~95%あれば十分な殺菌効果が期待できると言えるでしょう。
ちなみに、消毒液のアルコール濃度は“高ければ高いほど良い”と思われがちですが、アルコール濃度が高すぎるとアルコールがすぐ蒸発してしまい、かえって効果が薄れてしまいます。
また、アルコール濃度が高すぎると肌が荒れてしまったり、乾燥を感じたりする場合があるため注意しましょう。

※新型コロナウイルスに対しては、60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えないと考えられています。
厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A」より)

2.容量

2.容量
ドラッグストアなどで販売されている市販のアルコール消毒液は、業務用に比べて容量が少ないので、大量に消費すると割高になってしまいがち。
オフィスや店舗など、たくさんの人が訪れる場所に設置する消毒液は、ケチらず使える大容量でアルコールが飛ばないよう工夫された業務用のアルコール消毒液がおすすめです。

業務用アルコール消毒液の保管・設置方法

業務用アルコール消毒液の保管・設置方法

先ほどお話ししたように、アルコールはとても蒸発しやすい成分です。
間違った方法で保管しているとせっかくのアルコールが蒸発してしまい、十分な消毒効果が得られなくなってしまうほか、取り扱いを誤ると火災などの原因になってしまう可能性があるので正しく保管・設置しましょう。

1. 詰替え作業を行う場合には必ず換気を行う
業務用アルコール消毒液をディスペンサーなどに詰め替える際には、可燃性の蒸気が発生するおそれがあります。
この蒸気は空気より重く、低い場所に滞留しやすい性質があるため、詰め替え作業を行う場合には風通しの良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性の蒸気を滞留させないよう気を付けましょう。

2.火器の近くでは使用しない
手指消毒の際に使用する消毒用アルコールは、蒸発しやすいうえに可燃性蒸気が発生するため、近くに火源があると引火する可能性があります。 コンロなどを使用するキッチン付近のほか、喫煙が可能な場所に業務用アルコール消毒液を設置する場合は十分に注意しましょう。

3.直射日光と高温になる場所には置かない
業務用アルコール消毒液を直射日光の当たる場所や高温になる場所に保管すると、アルコールが蒸発してしまい消毒効果が得られなくなってしまうだけでなく、可燃性蒸気が発生します。
業務用アルコール消毒液はなるべく直射日光が当たらない冷暗所に保管し、高温になる場所への設置は避けましょう。
なお、危険物に指定されている消毒用アルコールを80L以上保管する場合は、消防署への申請や届出が必要となるので、購入前に消防本部予防課または最寄りの消防署へ相談してください。

業務用アルコール消毒液が目に入ったときの対処法

アルコール消毒液を使ったら勢いが良すぎて目に入ってしまったり、詰め替える際に目に飛んできたりした経験はありませんか?
また、直接目に入らなくても、消毒してすぐの指で目を擦ってしまい痛かったなどのハプニングもよく耳にします。
経緯はともあれ、アルコール消毒液が目に入った場合は、ただちにこすらず水で洗眼しましょう。
その後も目の赤みや痛みが引かない場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

電材堂ではオリジナルの業務用アルコール消毒液を販売中

電材堂では、業務用アルコール消毒液を販売中です。
手指はもちろんドアノブや手すりなど、人の手が触れるさまざまな場所※の徹底除菌が可能で、電材堂の工場でも実際に使われています。
食品添加物のみで作られているので、台所用品や布製品にも安心して使用できるほか、ニオイが気になるゴミ箱・トイレに噴射すれば消臭効果も期待できます。
すでに多くの医療機関・学校・宿泊施設・ゴルフ場・飲食店・サロン・スポーツ施設などで使用されており、コスパのいい業務用アルコール消毒液を探している人におすすめです。 アルコール濃度は65%と78%の2種類から選択可能。使用シーンや肌の状態に合わせて好みの濃度が選べます。
※合成樹脂など一部素材には使用できません

【アルコール濃度65%】業務用アルコール製剤

業務用アルコール製剤

お酒の原料としても使用される植物・穀物由来のエタノールを主成分に使用した、肌にやさしいアルコール濃度65%のアルコール消毒液。

インフルエンザウイルス、O-157大腸菌、黄色ブドウ球菌等をしっかり除菌します。

100mlから20Lまでの幅広い容量を取り揃えており、5Lサイズ×4個セットはお得なケース販売特価で購入可能。
こちらは1個あたりの値段が大変お得です。

サイズ 100ml / 500ml / 1L / 5L / 5L×4個セット / 10L / 18L / 20L
品名 アルコール製剤
規格 規格:業務用速乾性アルコール除菌剤。アルコール濃度65%容量(v/v%)
成分 エタノール(発酵アルコール)65%、精製水、添加物

【アルコール濃度65%】業務用アルコール製剤 商品ラインアップ

  • 全8件

【アルコール濃度78%】業務用アルコール製剤

業務用アルコール製剤

よりしっかり除菌したい人には、医療用消毒用エタノール76.9〜81.4%と同等濃度のアルコール濃度78%タイプを選びましょう。

一斗缶タイプやお得なセット販売を行っており、大容量でコスパがいいので学校や病院、オフィスなどでの使用がおすすめです。

サイズ 100ml / 500ml / 1L / 5L / 5L 4個セット / 10L / 18L一斗缶タイプ
品名 リームテック
規格 業務用速乾性アルコール除菌剤。アルコール濃度78%容量(v/v%)
成分 エタノール(発酵アルコール)78%、精製水、添加物

【アルコール濃度78%】業務用アルコール製剤 商品ラインアップ

  • 全7件

【使用方法】

1.器具、食器等、対象物にスプレー、エタノールが揮発しますので原則拭き取り不要ですが、乾いた布やペーパータオルでの乾拭きをお勧めします。

【使用及び保管上の注意事項】

1.万一飲み込んだり又は目に入ったりした場合には応急措置後、必ず医師の診断を受ける。
2.直射日光や高温の場所には置かない。
3.用途以外は絶対に使用しない。
4.子供の手が届く所に保管しない。
5.本製品対象はステンレス・プラスチック・ガラスに限る。
6.廃棄の際は中和等の処理を行い専門業者に問合せる。

■注意書き <安全対策>

1.使用前に安全データシート(SDS)を確認する。
2.ミスト、蒸気、スプレーを吸入しない。
3.熱、火花、裸火、高温のもの等の着火源か遠ざける。
4.この製品を使用する時に飲食又は、喫煙をしない。
5.換気の良い場所で使用する。

■危険有害性情報

1.引火性の高い液体及び蒸気・目刺激、呼吸器への刺激のおそれ
2.生殖機能又は胎児への悪影響のおそれ
3.眠気又はめまいのおそれ(気道刺激、麻酔作用)
4.長期又は反復暴露による臓器の障害のおそれ(肝臓、中枢神経系)

【応急措置】

1、吸入した場合、空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させ、医師の診断をうける。
2.暴露、火災、又はその懸念がある場合、消火のための適切な方法をとる。
3.目に入った場合、流水でよく流し(コンタクトレンズを着用の場合は外す)医師の診断を受ける。

【保管】

容器を密封して換気の良い冷所冷暗に保管する事

【廃棄】

内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門廃棄業者に業務委託する事。